最近観た映画のこと Category:日々のこと Date:2009年08月16日 最近観た映画について。 単なる思ったことメモ。 参考にはならないと思いますが個人的な記録の意味で。 ネタバレあるかも、注意です。 「MILK」 「いけちゃんとぼく」 「ぼくの伯父さん」 「ホルテンさんのはじめての冒険」 「ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢」 「MILK」 闘う、ということは、とても力が要るし、勇気が要るし、覚悟が要ると思います。 でも何よりもそれらを必要とするのは、「自ら立ち上がる」ことなのだと思う。 闘うことよりも、まず、名乗りを上げること。 それが一番、大変なことではないかなあ。 そうして立ち上がった人たちが何かを勝ち取る姿は、見ていて勇気が出てきます。 いい映画でした。 ところでショーン・ペンさんはとても魅力的だなあと思う。 わたしは正直言って、役者さんの顔と名前を殆ど覚えられないのだけれど、 この方は覚えているので、それはきっと、わたしにとって魅力的だということ。 「いけちゃんとぼく」 とても良かったと思うけれど、ところどころ、 これはたぶん原作の漫画の台詞をそのまま使っているんだろうな…と、 すこし不自然に感じる部分がありました。 たぶん、漫画で読んだら、西原さんワールドというか、 そこが面白さなのだと思います。 でも、実写で観ると、普通の男の子ってそういうこと言うかな…?みたいな。 (わたしの感性の問題なので、そうでない方には気にならないかと思います) でも、ラストシーン泣きました。 いけちゃんかわいい。 最高にいとおしい。 「ぼくの伯父さん」 ジャック・タチ映画祭にて。 ユロおじさんの住まいがあまりにも素敵過ぎる。 おじさんが家に入っていくシーンが、ものすごく好き。 階段を上ったり降りたり、渡り廊下?を通ったり。 複雑な玩具みたいな造りの建物の中を通り抜けて、 屋上にちょこんと乗っかっているような部屋に入っていくおじさん。 小鳥を鳴かせるのが得意。 楽しそうに遊んだり食べたりするこどもたちに、滑稽なおとなたち。 思ったよりも淡々と進んでいくけれど、思わずくすりと笑ってしまう。 シリーズがもう何作かあるそうです。 それも観たかった……! 「ホルテンさんのはじめての冒険」 印象に残る映画「キッチン・ストーリー」と同じ監督さんの作品だというので、 うきうきで観にいきました。 ホルテンさん、かわいい。 生真面目さ故の、何ともいえないおとぼけ感。 劇的な起承転結があるわけではなく、ただただホルテンさんを追いかけてゆく感じ。 なんとかしてホルテンさんとお友達になれないかしら、と思ってしまう。 話の流れには関係ないけれど、ホルテンさんの出会うある人が、 「ニッサン(自動車)は、とても日本語の社名とは思えない」というようなことを言ったり、 サントリーの響(ウィスキー)を飲んでいたりして、 ちょっと面白かったです。 ラストはやっぱり、じわっと来る。 「ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢」 いや、もう、すみません、面白かったけれど、わたし、 ウォレスの声は萩本欽一さんですっかり慣れてしまっているので、 どうしてもしっくり来なくて。 新作のほかに今までの3作も合わせての上映だったので、余計に。 やっぱり欽ちゃんの声が良かったなあ……。 内容とは関係ありませんが、クレイアニメ作品ということで、 予告編も子供向け映画のものが多かったのですけれど。 「昆虫vs毒虫大戦争」の予告編は、非常に辛かった! 大画面で、む、虫と虫が……! PR