真夜中のショートケーキ Category:日々のこと Date:2009年06月21日 おとなのいいところは、夜中の二時に急に思い立ってケーキを焼いたり出来るところ。 そうっと、しずかに、こっそりと。 生地はうまくつくれたのに敷紙が歪んでしまって変な形になっちゃった。 15cmの丸型と、おまけのお嬢さんがふたり。 楕円のスフレ型に入っているのはお水です。 一晩スポンジを休ませてから飾り付けしました。 苺はないので缶詰フルーツ。 間に挟むクリームには、板チョコを砕いて混ぜました。 ……よく考えたら食べるひと、ひとりしかいないのに、どうしよう。 毎日夜更かししてしまって、生活リズムがめちゃくちゃです。 そのまま徹夜してしまうこともしばしば。 あれをしよう、これをしようと思っていることが、ひとつも片付きません。 どうしていいか、わからない。 一日、という時間が、無為に削られていくようで、ちょっぴり怖い。 映画を観よう、公園でギターを弾いてみよう、お弁当を持ってピクニックに行こう、旅行をしよう、舞台を観にいこう……やりたいことは沢山たくさん思いつくのに、実行できません。 おとうさんと鎌倉に紫陽花を観にいったけど、それも、誰かと一緒だからできたこと。 以前のわたしの、ひとりで自由に動き回るわたしの、あの明るいエネルギーはどこへ行っちゃったんだろう。 何かを変えたい。 なんとかしたい。 PR