むなしさ、とも違う

今日から、何をしよう。

閉店したお店にいたのは一年と二ヶ月くらいだけれど、会社そのものには6年以上いたので、有給休暇がたくさん溜まっていて、消化に七月末までかかります。
「毎日が休日」って、働いていた頃には物凄く魅力的に思えたけれど、実際その状況に身を置いてみるとなんだか不安定な感じ。
きっと、学生の頃の夏休みと違って、次の仕事が見つからなかったらどうしよう、お金を使い切ってしまったらどうしよう、と、「期限が見えないことへの不安」があるせい。

わたし、どこへ行ったらいいだろう。

今日は遅く起きて、すこし食べて、お風呂に入って、それから寝転がってばかり。
CS放送で古代中国の武器とか、恐竜とか、カートゥーンのアニメを観ながら、ぼんやりしています。
こんな風にしていたら一ヶ月くらい、すぐに過ぎてしまうんじゃないかな。
こわいな。

自分がうすぼんやりと消えていってしまうような、そんな不確かな心地。

さよなら、ありがとう

終わっちゃった。
最後までたのしかったよ。
何もないウィンドウでマネキンごっこしました。

このバス停でバスを待つことも、もうないでしょう。

閉店作業

昨日は残った商品のバーコード入力をして、今日は備品のお片づけ。
什器を解体して仕分けして、搬出の準備をして、お掃除して。
お店の「フロア」だった場所が、どんどん、ただの「場所」になっていきます。
レジも撤去、PCも撤去、ミシンも撤去。
何もかもがなくなっていきます。

今日はみんな、お揃いのスタッフTシャツを着て働きました。
休憩には近くの公園に行ってお弁当を食べて、バレーボールをして遊んで。
アイスクリームも食べました。
開店している時はひとりずつしか休憩に入れないので、みんな一緒に休憩時間を過ごすのはとても新鮮。

スタッフには学生さんもいて授業の都合もあるので、全員揃うのは今日が最後だったから、仕事が終わった後は記念撮影大会。
レジの前に並んでスタンダードな構図を撮った後は、売り場に山積みになったオリコンによじ登ってみたり（※危ないので真似をしてはいけません）、什器と什器の間に潜り込んでみたり、高いところにカメラを置きお店全体を画面に入れておいて、みんなそれぞれダンボールや備品の陰から顔を覗かせて かくれんぼ風にしてみたり、色々遊んでみました。
どれもこれも、閉店じゃなきゃ絶対できないことばかり。
たのしかったよ。

明日で、出勤日は、最後です。
お昼過ぎに行って、トラックに荷物の積み込みをして、それで終わり。
ほんとうの終わり。

そういえば梱包材のぷちぷち、一万個に一個、丸じゃなくハート型が混じってるんだって聞いて、みんなで探したけれど、結局見つからなかったな。

お疲れ様でした

一年と二ヶ月半くらい働いたお店。
今日、完全閉店を迎えました。
最後にお会いできたらなあと思っていたお客様方も、殆どの方にご挨拶できたし、心配していた例の方も何とか逃げ切って問題なく終わることが出来ました。

明日から三日かけて、商品と備品の搬出作業にあたります。
そのあと、七月末まで有給消化。
まだ身分としてはお店に所属しています。
でも、もう、スタッフとして売り場に立つことはないんだ。
ちょっぴり泣けてきます。

閉店セールのヘルプに来てくれた他店の男の子が、わたしのことを、「なんて穏やかな人だろうと思った」と言ってくれました。
近隣店舗に異動した子が、美味しいプリンを持ってきてくれました。
売上予算を達成して閉店することが出来ました。
お店の卒業旅行として、みんなでミッキーのTシャツを着てディズニーランドに行くことに決まりました。
寂しいけれど、すてきなことも沢山ある。

あと三日。
がんばろう。

今日のお昼

31のアイスクリーム（チャレンジ・ザ・トリプル！）と、フルーツグラノーラクッキー。
いつも注文した順番通りに盛りつけてくれるので、ロッキーロード、マスクメロン、ポッピングシャワーと頼んだのに、メロンが上に来ちゃってました。
ポッピングシャワーを上にして、柄ものと柄ものの間に無地を挟みたかったの。
ちっちゃいこだわりだけど、アイスクリームは配色が肝心だと思うのです。
味もまあ大事だけれども、見た目のかわいさが重要。
トップスとボトムスにインパクトのあるアイテムをチョイスしたら、インナーは無地ベーシックにしたい！
本当はダイキュリーアイス、マスクメロン、ポッピングシャワーで青系コーディネートにしたかったのに、ダイキュリーはまだ発売してないんですって。
6、7月ってメニューに書いてあったのに……しょんぼり。
代わりを選んでくださいと言われて、咄嗟に頼んでしまった割には、冷静にチョコレート系のロッキーロードを一番下に配置しているわたし。
チョコレート系は上にしておくと溶けて全員チョコレート味になっちゃうからね。
ちなみにダブルのときは、濃い柄ものと、無地のシャーベットが一番美味しく味わえると思う。
でも見た目としてはカラーものと白地の柄ものが一番しっくりくる。
イチゴ×チョコは間違いないけど定番すぎて飽きがくるのよ。
そこは敢えてオレンジとか合わせて……



アイスクリーム大好きですみません。

あまみず じゃなく あめすい

おはなしの、作品ごとの目次ページを作りたくて、こつこつ作業中。
今の表示の仕方だと、話数をクリックするごとに新しいウィンドウが開いてしまって、それがちょっと気になっているのです。
上にメニューが出たまま本文を読むのもいやなので、思い切って専用メニューを一度新しく開かせ、そこから先は同じウィンドウで開く……という風にしたいなあ、って。
もう少し話が進んで、ある程度のボリュームが出たら、試しに小説の検索エンジンにも登録してみようかと思っているので、その準備も兼ねて、異界渡り、雨水、短編と、三つの専用ページを用意しています。

作業していて気が付いたのだけれども、雨水、第三話と第四話の間が一年近くも開いている！
そう言えば異界渡りの掲載を始めてから、ニーロニィたちにばかりかまけていて、フュラニとナナシが置いてけぼりになっているなあ。
ちょっぴり申し訳ない気持ち。
これって連載中と銘打って良いのかしら。

えっと、実は、「迷子の木苺」というおはなしも、ずっと長いこと書きかけで保留になっています。
旅の剣士ヒェーレミンが、木苺の茂みで出会った幼子みたいな不思議な女性・木苺を止む無く連れにして、以来、すこうし奇妙な人々と出会うようになる……というおはなし。
苦労性・40代前半・お髭の偉丈夫ヒェーレミンと、本名不明・何でも真似したいお年頃・でも見た目は妙齢の木苺。
ヒェーレミンの目下の悩みはといえば、舌っ足らずの木苺が、何度教えても自分を「えれみ」としか呼べないこと。

（後で読み返してみたら長い上にちょっと恥ずかしくなったので続きに格納？します）

公園にて

今日の空には雲がたくさん。
ときどき雲間から、ぱあっと日の光が差し込んできて、気持ちが良いです。
携帯を新しくしてから、写真を撮るのが、たのしい。
古い携帯とは比べ物にならないくらい、きれいに撮れます（前のが古すぎたせい）。
もともと、かわいいものや、おいしいものや、きれいなものや、そういう色々、
見て見てあのねってするのが好きなので、携帯で手軽に写真が取れるのが嬉しい。
いつもの公園をふらっと歩いてきたので、続きに何枚か「見て見てあのね」します。

速読？

お肌がかさかさして赤いので、皮膚科に行きました。
待合室に三歳？四歳？くらいのこどもさん連れのおかあさんがいました。
診察はもう終わっていて、帰るところらしいのだけど、
こどもさんが本棚から絵本を持ってきてしまいました。
どうやら早く帰りたいおかあさん。
読んで！とせがまれて、ものすごい高速物語を披露していました。

「じゃあ読むよ～」
　表紙めくる
「動物さんたちはご飯がなくてお腹が空いていま～す」
　2ページすすむ
「ご飯を探しに行こ～う」
　2ページすすむ
「あ～ご飯を食べてるよ～いいな～」
　1ページすすむ
「え～と、追い出しちゃえ～」
　1ページすすむ
「わ～～～～」
　2ページすすむ
「きゃ～～～」
　2ページすすむ
「大騒ぎで～～～す」
　3ページすすむ
「あ～ご飯が食べられてよかったね！おしまい！」

……ブレーメンの音楽隊って、こんな話でしたっけ？？？
（その後しっかり、やり直しを要求されておりました）


ご心配おかけして、すみません。
わたしは元気です。

無題

ひさしぶりの実家。
おかあさんが亡くなってから、おとうさんは部屋にいつも花を飾っています。
今日は芍薬でした。

お庭ではブルーベリーが実を付けています。
葡萄はこの前の大風で、一番有望だった枝が折れちゃったって。
あと、柚子もたくさん実っていたけれど、木そのものがまだ小さいので、
ほとんど落ちるんじゃないかなあ、という感じ。
お花は、隅田の花火という紫陽花。
まだ満開ではないけれど、きれいに咲いていました。

以下は、以前の日記でちょっと触れた、かなしいこと、を、書きます。

ミートパイ

　

6月生まれのおとうさんのために、
ちょっぴり早めのお祝いでミートパイを焼きました。
……なんだか食べ物の写真ばっかりだなあ。
牛肉、たまねぎ、新じゃがと、トマトのパイです。